花の駅せらは、広島県世羅郡に位置する5ヘクタールの広大な全天候型のゆり園です。
全天候型というだけに、園内には巨大なビニールハウスがあり、ゆりが栽培されています。
屋外にも春はビオラ、秋にはサルビア、ケイトウ、コスモスなど色とりどりの花が楽しめます。
特に花の季節ごとに花祭りが開催されており、たくさんの花を用いた「花絵」小高い丘の頂上にある「花富士」など見どころもたくさんあります。
今回は、春に訪れたビオラ祭の様子です。
また、花の駅せらの隣には「せら夢公園」「せらワイナリー」もあり、あわせて訪れるのもよいでしょう。
入口をはいって目につくのが広大な花畑に広がるビオラです。
雑草が生えないようにきれいに管理され、花も整然と植え込まれています。
花畑の奥は小高い丘になっており、頂上には360度の大パノラマの見られる「天望の丘」があります。
多少きつめの坂道が続いていますが、これはぜひ登ってみてください、素晴らしい景色に出会えますよ!
坂道を登っていくと、さっきの花畑が「花絵」だったことがわかります。
若干坂道で息が切れつつも、花絵を楽しみながら登っていきます。
頂上の天望の丘「花富士」です。周りに何もないので頂上からは、はるか向こうの山々の峰が見渡せるほど、花とともに360度のパノラマが見渡せます。
訪れた時期はちょうどビオラの花富士でしたが、秋にはサルビアなどで「赤富士」になるそうです。季節ごとに違う風景を楽しめるのもいいですね。
丘を降りたら、ビニールハウスのゆりの見学に行きました。ハウスに入ったとたん、ゆりのいい香りが漂います。このゆりは全国にも販売、発送されているようで、出来栄えも素晴らしいものです。いろんな品種、いろとりどりのゆりが、ハウスいっぱいに咲いていました。
ゆりは、切り花としても販売されており、持ち帰ることができるようで、手一杯にまるで花束のようにかかえてらっしゃる方もいました。
公式サイトによると、食堂や売店(切り花や球根の販売など)も完備されているとのこと。
のんびり見て歩いて2時間程度かかりましたので、お昼を挟んでの来園の際は、食堂を利用されるとよいでしょう。
また、気候により花の時期はずれやすいです、おでかけの際は、公式サイトでの開花状況の確認もしてみてくださいね!